2017年9月1日金曜日

運動後のトラブル

運動後で調子が悪くなる病気は色々あります

筋肉の要素や心臓関係などを考えますが、それをまとめてみました



好酸球性筋膜炎は強皮症のように、テカテカパンパンに成り得ます

きっかけは運動が多いと言われています


小児期からちょっとした運動で横紋筋融解を起こしたり、

感冒で横紋筋融解を起こしたことがある人は、

脂肪酸の代謝異常の可能性があります

小児期に見つかることが多いですが、

まれに成人発症例があるので、どの年齢でも考えた方がよいと思います


EAHは

マラソンランナーが、水とりすぎて、

意識障害や痙攣を起こしてしまい、

調べてみると低ナトリウムだった

という流れで見つかることがあります


ALPEは

短距離走の後に、尿路結石のようなプレゼンテーションできて、

血液検査すると、腎機能が悪化しているというのが典型です




運動後に真っ赤が出る人がいます

多くは一過性の血尿のことが多いですが、

まれに行軍ヘモグロビン尿症の人がいます


日本での報告は多くが、剣道です

メーン!!

と踏み込むが他のスポーツと比べ強く、

さらには裸足というのが、

この病気にならざるを得ないというようなスポーツです



このように運動後は色々起こります


運動の病歴を狙って取らないと原因不明になってしまうので、

やっぱり病歴が大事だなと思いました

0 件のコメント:

コメントを投稿