2020年11月23日月曜日

トキシドロームと大麻とカンナビノイド悪阻症候群

 毎年恒例の清田先生との症例対決は、自分にとって年に一回の重要なイベントです

 清田先生とのディスカッションは非常に楽しく、今年はZOOMでしたが、

例年と同じくらい盛り上がり、時間を忘れて楽しみました(予定より1時間overしましたが・・・)


今年のディスカッションを詳細に語るのは、いろんな理由でやめておきますが、

印象に残ったことだけ列挙します


カフェイン中毒はピットフォールになるので常に注意

・違法薬物を売っている人の中には、重さを調整するために鉛や重金属、違う薬剤を混入させていることがある

・慢性的に薬物依存の人は、知らない間に鉛中毒になっている可能性がある

・依存症は精神科の先生に丸投げしてはいけない、そこは内科医がプライドを持って対応するところ

大麻の尿中トライエージは偽陽性もあるので、尿中トライエージ陽性だけで通報することはない

・この患者さんが言っていることは嘘ではない。それだけ患者さんが困っているということだ



去年もそうでしたが、清田先生の患者さんの言葉を信じるということが、

いかに大事かを再認識した症例です

去年の対決で言われた言葉がなかったら、自分は診断できていませんでした

今年も夜遅くまでありがとうございました 





















 

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