臨床神経 2021;61:618-623
IVLに似ていますが、LYGという病気もあります
以下、本文より引用
LYG は,血管中心性,血管破壊性のリンパ増殖性疾患であり,
反応性の T リンパ球と EBV 陽性の B リンパ球から構成されている
LYG の好発部位は肺(90%),皮膚(25~50%),腎臓(30~40%),肝臓(29%)、
中枢神経系(26%)である
肺以外では皮膚,中枢神経に浸潤することが多いが,
他臓器に病変を伴わない PCNS-LYG は希少である
Xiang らのレビューによれば,2019 年まで PCNS-LYG 報告は 40 例にとどまっている
出血病変を持つ LYG については,肺病変の脳転移から脳出 血を発症し亡くなった症例 、肺病変で発症し,頭部 MRI に て微小出血を認めた症例が報告されている
臨床神経 2021;61:618-623
時には本症例のように、診断も治すこともできないこともあります
そんな苦しい時でも、できることはあります
自分が好きな言葉を二つ紹介して終わりにします
Cure sometimes, treat often, comfort always.
知っているふりはできる
慰めるふりはできる
だが、そこにいるふりはできない
同じ時間を共有することも、癒しにつながるのだと思います