2018年5月14日月曜日

腸閉塞とイレウス

腸閉塞とイレウスは用語を使い分けることになって、

数年ですが、なかなか慣れませんね

意識的に使い分けないといけないですね

腸閉塞のCTの見方です

まずはSMAをチェックします

そして次に上部消化管を追います

次に下部消化管を追います

上と下のどちらかで詰まっていると、診断は容易なので、

まずは小腸以外で詰まっているかを確認します

そしてヘルニアを探します

特に鼠径や大腿、閉鎖孔ヘルニアを見逃すと、

恥ずかしいので、しっかり探します

ヘルニアあったらラッキーくらいで、見に行きます

なかったら残念です


内ヘルニアは見慣れないと難しいですし、実際よく分かりません

が、特徴的な所見は知っておく必要があります

袋に包まれた塊のような腸管を探します

ヘルニアでもなければ、どこで腸が閉塞しているかを探します


力技で口側から追っていっても良いですが、

狭窄近くには、幾つかサインが知られています

それをまず探して、その近くに狭窄がある!と信じて、探したほうが

効率が良いです


当たり前ですが、パンパンに腫れた腸管の先に狭窄があることが多いです


あとは小腸の中に便のように、

液体と泡沫状のものが入り混じっているsmall Bowel feces signというものがあります

これも近くに狭窄があるよ

という目印になります





やばい所見も知っておいたほうが良いです

特にbeak signが2箇所あれば、closed loopになってしまっていて、

保存的には治療は難しい可能性が高いです


上記は腸管の血流に関しては触れていないので、

血流の評価も別に必要です

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