2018年11月10日土曜日

副腎ガン

とてもレアですが、

CT全盛期なので、偶然見つかる副腎腫瘤が増えたため、

考える機会が増えたのではないでしょうか


胸部のCTをとると、副腎や甲状腺は狙ってないのに、写りこんできて、

しかも、ちょっと大きかったりして、

読影に精査して下さいって書かれてしまうので、厄介です


放射線医はラジオロジスト リングの視点で見ているので、

慣れていますが、

普通の臨床家は狙ってないと見落とします

ラジオロジスト リングの観点でいつも画像の読影をしましょう

つまり、意識の外にあるものをターゲットに考えるという考え方です


副腎ガンは悪性腫瘍の側面と

内分泌疾患の側面の二面性があります

ホルモンを産生する事が多いので、

クッシング症候群が急に出てきた場合は、注意が必要です



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