2017年10月15日日曜日

猫と感染症

蜂窩織炎のところで猫が出てきたので

猫と感染症のまとめです

ひっかかれても、噛まれても、なめられても病気になるので、

本当に注意です

噛まれたら、犬より感染を起こしやすいには有名ですね



猫引っ掻き病は病名が面白いので、有名ですが

自然に治ってしまったり、

とてつもなく重症化したり、かなり幅のある病気です

実臨床では片側のリンパ節腫脹の鑑別で出てきます



猫飼っている人が、昨日元気で今日ショック

の場合は、カプノサイトファーガを考えましょう

まずは脾機能のチェックです

CTとっていることが多いので、まずは脾臓があるかをチェックしましょう

次は大きさを見て、小さければもしかしたら脾機能低下があるかもしれません

脾臓の体積と脾機能低下の相関が最近言われ出しています





猫飼っている人が

肺炎や蜂窩織炎、リンパ節が腫れたりすると

鑑別が多くて大変です

ですが、猫を飼っているか聞き出せないと

先に進まないので、

ペットの飼育歴は大事です


たまにペットではなく、

猫屋敷に住んでいる人もいるので、聞き方を気をつけましょう

0 件のコメント:

コメントを投稿

國松の内科学 〜片頭痛〜

今回の國松の内科学は「片頭痛」でした 片頭痛診療で最重要と強調されていたことが、 「発症年齢が若い」 ことです 具体的には 40代以上 の発症の初めての頭痛患者さんの場合、 片頭痛の診断をしない方が健全です   今回の片頭痛は筆が走っていて、 教科書では得られない血の通った片頭痛...

人気の投稿