2019年7月26日金曜日

誰も教えてくれなかった面談の仕方

チーム医療の中で、置いてきぼりになっているのは、

誰でしょう?


それは、患者さん本人です


よく患者さんが真ん中で、医者やコメディカルが周囲を取り囲む図がありますが、

あの図はよくありません


患者さん本人を含めてチーム医療です


何が言いたいかというと、患者さんにしっかり病状説明をして、

本人と一緒に治療を進めていくのです

患者さんがそれが難しい状況にあれば、

家族と一緒に治療を進めていきます



なので、面談を上手に行うことは、

患者さんのアウトカムに関わると思っています



面談は、医師としてのコミュニケーションスキルの一つです

ですが、学生の間や初期研修医の間で、

面談の仕方をしっかり教育されたことがないため、

上級医の真似をして受け継がれているのが、

現状だと思っています


上級医がめちゃくちゃな面談をしていたら、

それが当たり前になって下についた先生も同じように面談してしまいます


ということで、ある程度の型は必要なのではないか

と思い、作ってみました


これは地方の中規模病院の一内科医が行っている面談の型であり、

万人受けするようなものではありません

あくまで一例として、こんな風に話してみてはどうですか?

という提案です




10か条にしてみました




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