2017年7月28日金曜日

リンパ節生検

リンパ節生検は外科医の仕事ではありません

内科医の仕事です


もちろん、とるのは外科の先生ですが、ただ取ればいいというものではありません

とる前ととった後が勝負です

とる前には、疑わしい疾患の診断のために、

何の検査を出すかを外科医の先生に事前に伝えておかなければなりません


一番疑っている疾患は〇〇です

でも△△が鑑別になるので、生検して頂きたいです

結核はあまり疑っていないので、結核対応までは必要ないと思います

□□の検査を提出したいので、〇個リンパ節をとって下さい

みたいな感じです


そして、内科医も手術室に行きましょう

とったサンプルがどのようなものか、

何個とれたか、

あまりとれなかった場合は検査の優先順位を決めなければいけません


とったあとは、病理の部屋にいって、病理医に適切な情報を伝えたり、

ディスカッションをすることも重要な仕事です

なので、リンパ節生検のほとんどは内科医の仕事です


0 件のコメント:

コメントを投稿

気腫性骨髄炎

 

人気の投稿