2017年7月14日金曜日

肩関節

肩関節の局所解剖です

肩関節は他の関節と異なり、押せばいいという問題ではありません

肩には多くの構造物があり、
ローテーターカフと滑液包の存在を知ることがまずは重要です

肩が痛い=五十肩で済ませないように

肩が痛い人をみたら、
肩の構造物のどこが痛みの中心かを考えながら診察をします

JAMA August 28, 2013 Volume 310, Number 8

によくまとまっています

ピットフォールは肩が痛いという割に肩に所見がないときはc5-6の神経根症を疑いましょう
そういう時は、腱反射で左右差やinverted reflexを見つけにいきます

また肩が痛くなった後に、肩周りの筋肉が萎縮してきたら、それはパーソネージターナーの可能性があります、いわゆる神経痛性筋萎縮症です









エコーをとにかく当てることが解剖の整理につながります

0 件のコメント:

コメントを投稿

國松の内科学 〜片頭痛〜

今回の國松の内科学は「片頭痛」でした 片頭痛診療で最重要と強調されていたことが、 「発症年齢が若い」 ことです 具体的には 40代以上 の発症の初めての頭痛患者さんの場合、 片頭痛の診断をしない方が健全です   今回の片頭痛は筆が走っていて、 教科書では得られない血の通った片頭痛...

人気の投稿