まずは病歴聴取ですが、
痛みがひどければ、
まずは鎮痛や診察、検査して
早く診断して痛みをとってあげましょう
痛みがそれほどでなければ、病歴聴取します
その場合、何度も言っていますが、
痛みの図を描けれるように、病歴をとります
Opqrst2 とか、old carとか
ゴロはありますが、
その通り病歴をとったとしても、痛みの図がかけないようであれば、
不十分です
もちろん、時間の制約や病歴をうまく語れない人、
痛みが強くてそれどころではない人がいるので、
現実は難しいです
ですが、しっかりした病歴聴取が出来ない言い訳ばかりしていると、
できる状況でも、ちゃんとできなくなりますので、
理想を目指す努力はしましょう
診察のコツは、3次元を意識するといいと思います
一次元目は平面的に痛みの範囲や痛みの強さのグラデーションを
頭に入れます
あたかも天気図のような感じで、痛みの強さが頭に入るイメージです
大事なのは台風の目のように、突出した圧痛点の有無です
二次元目は深さです
あたかも掌を魚群探知機のように、深部を探るイメージで触ります
どの層の異常かを掌で感じながら、触っていきます
三次元目は、時間です
時の流れに身をまかせると、所見が顕在化してきますので、
腹痛の診察は何度も行います