2018年12月28日金曜日

腹痛のみかた

腹痛の人に出会ったら


まずは病歴聴取ですが、

痛みがひどければ、

まずは鎮痛や診察、検査して

早く診断して痛みをとってあげましょう

痛みがそれほどでなければ、病歴聴取します

その場合、何度も言っていますが、

痛みの図を描けれるように、病歴をとります

Opqrst2 とか、old carとか

ゴロはありますが、

その通り病歴をとったとしても、痛みの図がかけないようであれば、

不十分です

もちろん、時間の制約や病歴をうまく語れない人、

痛みが強くてそれどころではない人がいるので、

現実は難しいです

ですが、しっかりした病歴聴取が出来ない言い訳ばかりしていると、

できる状況でも、ちゃんとできなくなりますので、

理想を目指す努力はしましょう


診察のコツは、3次元を意識するといいと思います

一次元目は平面的に痛みの範囲や痛みの強さのグラデーションを

頭に入れます

あたかも天気図のような感じで、痛みの強さが頭に入るイメージです

大事なのは台風の目のように、突出した圧痛点の有無です




二次元目は深さです

あたかも掌を魚群探知機のように、深部を探るイメージで触ります

どの層の異常かを掌で感じながら、触っていきます



三次元目は、時間です

時の流れに身をまかせると、所見が顕在化してきますので、

腹痛の診察は何度も行います










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