2018年6月3日日曜日

フレイル

 フレイルは最近、よく耳にする言葉です

とても大切な考え方です

小児の場合、PATというものがありますが、

老年医学でも同じだなと思いました

パッとみるのに対抗して、ジャッとみる

G(geriatric)ATでいいのではないかと思ってしまいます


色々、評価はありますが、

大まかにこの三つを考えればいいようです


高齢者に出会ったら、GAT ジャッとこれを評価しましょう






ただし、フレイルが流行りすぎて、

誰も彼もフレイルにみえてきて、

思考停止になっていないかが心配な今日この頃です


フレイルが進むのは年齢を重ねれば、自然な経過ですが、

その自然な経過を逸脱して、

フレイルが進むのが早かったり、

急激だったり、

変動があったり、

周りがおかしいといったりした時は、

何か介入が可能なものが、隠れているのではないか、

という思考プロセスは重要だと思っています

勝手にtreatble. フレイルと名付けました


中でも自分がフレイルを進ませているのではないか

という考えは非常に重要です


なので、まずやる事は、

疾患の検索ではありません


薬の整理からです

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