この症例は自分の医師人生にとって、非常に印象深い症例です
主治医になったつもりで考えてみてください
簡単にいうと、単純ヘルペス脳炎が確定し、
しっかり治療をした後に意識障害が出現した症例です
※後期研修医時代のまとめなので、まとめがやや古いので注意してください
この症例は最初は、
ヘルペス脳炎再発かアシクロビル脳症だと思っていましたが、
どちらも違いそうでした
結局、病態が謎で原因不明のまま状態が悪くなっていきました
そのため、医師人生ではじめて、
主治医の交代を家族から申し出られました
自分の力のなさを実感した症例です
結局、その後も調べに調べたところ、ある疾患にたどり着きました
それが次のスライドの疾患です
今ではかなり広まってきていますが、
当時は海外からの報告がちらほらあるレベルでした
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